ジョニー出演 The The 映像のご紹介

In Concert '90  81min/1990/bbc program "In Concert"

BBCのプログラム、”In Concert”のブート。マインド・ボム発売後の”The The VS. The World Tour”最中の収録と思われます。曲名クレジットも無く、画質は最悪レベルですが、撮影者がジョニーのファンだったと見え、殆どジョニーとマットにしかカメラを向けていません。下のクラブチッタでのプレイリストを観ると、毎日同じショウというわけでは無さそうです。ザ・ザの作品に欠かせないバックコーラスの肌も露わなお姉さんは、色っぽいというよりはキビキビと動いて体育会系です。ジョニーは時折へなりへなりとギターから両手を離して動いていますが(”踊る”という表現を使いたくない)、彼の役割はギター・プレイヤーというよりは効果音担当。マットの意図する世界観を忠実に、まさに補佐して余りある仕事っぷりによって独自の存在感を出しています。随所でジョニーのハモニカプレイが聴かれますが、"Violence Of Truth"では、それをマットの手から吹く場面が見られます。効果音/雰囲気音担当と先程書きましたが勿論、熱のこもった多くのソロプレイを聴く事も出来、特に"Jealous Of Youth","Beyond Love","The Mercy Beat”(これは耳障りなくらいのアグレッシブさ)のギターは素晴らしい。思わず惹き込まれてしまいます。

Set List :
Flesh & Bones
Giant
Armageddon Days Are Here (Again)
Violence Of Truth
The Sinking Feeling
Heartland
Angel Of Deception
Infected
Uncertain Smile
Jealous Of Youth
Out Of The Blue
Beyond Love
***** encore *****
The Mercy Beat
Good Morning Beautiful

Live In Japan '90  90min/1990/March/Club Citta Kawasaki

ジョニー初来日にもなった日本公演での模様。BS2で放送されたものです。やはりモヤのかかった暗いステージに蠢くマット・ジョンソンとその一味、という風情です。マットにとっては初めてのワールド・ツアーであり、この件に関してはジョニーを頼りにしていたと後に語っていますが、舞台上での主役は飽くまでもジョンソンです。重厚で始終テンションの高い彼とは反対に、ザ・ザのライブで聴かれる殆どのジョニーのプレイは、ごく薄く短く軽いもので、ほぼ100%白いフェンダー・ストラト・キャスターによるものですが、クリアで正確なピッキングはやはりジョニー。コーラスもお姉さんに負けじと(惨敗ですが)頑張っており、観ているこちらは思わず頬が緩んでしまいます。冒頭部分にマットの短いインタビューがあり、日本経済の恐ろしさを語った上で、”ザ・ザを映像の総合商社にするつもりなので、日本企業の投資は大歓迎”(大意)のような事を喋っていました。

Set List :
Sweet Bird Of Truth
Armageddon Days Are Here (Again)
Violence Of Truth
Heartland
Angel Of Deception
Infected
Uncertain Smile
Jealous Of Youth
Out Of The Blue
Beyond Love
The Mercy Beat
Good Morning Beautiful
Flesh & Bones
I've Been Waitin' For Tomorrow
Giant

From Dusk 'til Dawn  50min/1993/Directed By Tim Pope

マットのプライベートな友だちでもあるヴィデオ/映画監督・ティム・ポープの撮った、完全ではないドキュメンタリー。ニュー・ヨークの街角で、”世界の抱える問題とは何か”、”愛”、”死”などのヘヴィなテーマにそって、市政の人々やジム・サールウェル(フィータス)、クエンティン・クリスプ、リック・サヴェッジなどがそれぞれの立場に沿ったような答えを語り繋ぐ、というもの。前出の人々の発言は眩暈を誘う程に強烈ですが、私はパブでの、コニー・アイランドで拾った木切れを見つめて絶句し泣き出す老紳士が忘れられません(文字情報だと全くの意味不明なのが辛い)。他、ダニー・ザ・ワンダー・ポニー&カウガールは笑うに笑えず、NYのショウ・ビジネスの奥深さに、妙に感動してしまいました。このようなヘヴィなシーンの合間に、下記リストにある曲の映像(PVかは知らん)がコラージュ的に配されています。ラスト10分くらいに物凄い茶番が待ち受けています。”Midnight Blue”というエロ番組にマットとジョニーが出演し、くだらない質疑応答が繰り返されます。”化粧をするのは肌の衰えを隠すため?それとも単に好きだから?”マット:”好きだからさ”。”ブルック・シールズとデートした?”ジョニー:”やってみるよ”。畳み掛けるように”TAXI TALK”というタクシー運チャン向けのローカルな番組に出演する二人。完全クチパクで”Slow Emotion Replay”を演奏、ジョニーはハモニカも吹きっぱなしの演技で爆笑を誘います。ジム・フィータスやらグラマーなダンサーやらが入り乱れてやっと、エンド・クレジットが流れ始めます。混沌とした内容ながらも余韻の残ってしまう重いテーマと、俗っぽいニヤニヤした笑いを同時にもたらしてくれるティム・ポープ監督とマットのセンスには、案の定シャッポを脱ぐしかないですね。

実際の映像はザ・ザオフィシャルサイトでご覧になれます。”シネマ”セクションからどうぞ!

Song List :
Slow Emotion Replay
Love Is Stronger Than Death
Dogs Of Lust
& Others

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special thanx : Mr.kaussie