NO ONE'S FIRST, AND YOU'RE NEXT / MODEST MOUSE

Lyrics by Isaac Brock / Translated by MAKIO

Satellite Skin

蛾の羽を壊したら指に燐粉が

ひざまずいているからといって祈っているわけじゃない
信ずるとは云い難い
やつらを打ちのめしたいと同時に
やつらに成り代わりたいと思ってる
延々と摂取しながら もうたくさんとは云えず
衛星の皮膚 遠隔中継の表皮

まずいことを云ってしまったら
そんなつもりじゃあなかったと云えばいい
衛星の皮膚 衛星中継の表皮
許しを乞えばハッピーコングラチュレーション
みんな みんな 勝者
でも
おのれ自身の太陽系であり続ける限り
善行は他をはるかに凌ぐ
どうなってんの? 酷いもんだね

天井に刺さったバタフライナイフ
壊れた蛾の羽
みんな みんな待ってる
派遣隊は称賛されつつ任務完了
期待されていないようなら慎め
一掃すべきゴタゴタは
衛星の皮膚、中継感覚があるのみ

質問だ
発言のみと実際行うのはどっちが容易い?
きみはまだ信じてる
まだレースに勝てると信じてる

きみが蛾の羽を壊したら
僕の、この衛星中継された皮膚が感じ取ってくれる
無垢な瞳よりも
普通は避けられてしまうような
この積み重ねられた陰鬱な考えを
僕はただ、
その論旨を最後まで
幸運なできごとがいかに不幸なことか
なぜ理解できなかったかについて
きみに教えたかっただけなんだ


Autumn Beds

秋の花壇で眠らない
秋の花壇で眠らない

斜陽のベッドで眠りたくはないんだ
斜陽のベッドで眠るつもりはないんだ

10月が来て
またしても決心高度で立ち往生
手のひらを返し
後方から痛めつけ
まるで早朝から出血時間計測に
列を成すよう

眠らない
眠らない
眠るつもりはない
眠るつもりはないんだ

8月が来ても
終焉に向かうだけ
いくつもの罪
聞こえたのはうるさいだけの瞬き
鉛の如く沈みゆく以上に
吊るされた汚物のように

人生の斜陽に眠るつもりはない
秋の花壇に眠りたくはない
眠らない
眠らない
眠らない
眠らない
生の終焉に横たわるのはごめんだ
人生の陰りに横たわるのはごめんだ
眠らない
眠らない
眠らない
眠らない
衰えて眠るなんてごめんだ


The Whale Song

おれは偵察者
脱出方法を見つけなければ
みんなのために
おれが出口を見つけなければ

押し込めて引っ張り出す
沈み込んで浮き上がって
幸せのさなかに警告なく
警告の中に哀悼の響きなく

おれが
解決方法を見つけ出せたなら
みんな助かったのに

おれが偵察者であり
おれが出口を見つけることが出来たなら
みんなも助けられたのに

神よ、俺は助けることが出来なかった
隣人を見送ることになろうとは
逃げ道を探し出せたなら
最後にはきっと幸せに
かつてないほど幸せに

おれこそが偵察者だ
おれさえ解決方法を見つけていたなら
もしそうしていれば

おれが偵察者だったのに
出口は見つからず
みんな見つけられず

探すべきはおれだったのに
探せず みんな見つけられず 


Perpetual Motion Machine

ダニエルが段落を読み尽くすと
そこにはピンチ!と書いてある

毒入りジュースのカラフ
乾きが癒されるまでごくごく飲み干す
あぁ、やばいやばい

みんな永久機関になりたがってる
一生懸命 命尽きようとも
しゃにむに すっかり使い果たすまで
精魂尽き果てようとも

歯で 吻で そして髪の毛まで ひとつ残らず
"なんだか堕ちていくっぽい感じなんだけど
おれたちただずっと動き回っていたい"
ああ、魚までそんなことを云ってるような気がする

パトリックはレースを走る
勿論、タイヤが擦り切れるまで
ああもう、どうにもならんね

蹴り飛ばしてはみるものの
ガス欠になるまで試してみるものの
こりゃだめだ、困ったぞ

完膚無きまで
"これって殆ど大失敗な感じだけど、とにかく
動いていなくっちゃ、と"
そんな事を魚が云っているように聞こえるなんてなあ

解ってるって

みんな永久機関になりたがってる
一生懸命 命尽きるまで
しゃにむに すっかり使い果たすまで
精魂尽き果てるまで


History Sticks To Your Feet

眼前凍結劇場にて
わき道に逸れ、どん底生活を経て
お前はようやく、過ぎ去りし過去に囚われた己を知る
こっちを観るなよ いいかい、人生に神秘などあるものか
背負った破片がうだって煮こぼれて、お前の腹の中を暴き出す
悲観したって無駄だよ 真実はお前が見たまんま

俺たちは いつどうやった始まったかも解らない
日光と植物によって固められた塩と石炭の上を歩いてるらしい
靴屋チェーンも増えるわけだ
今日も太陽がカナリア諸島の深い穴から上れば
体温が上昇するであろうことを知るのさ

眼前凍結劇場にて
溝にはまってわき道にそれた
そうしてついにお前は過去に囚われた己を知る
じっと見つめて頬を張ってやろうか お前の人生にミステリーは無い
自家製トロフィーで自らをねぎらい 過去は思い出を燃やすだけの小さなかけら
石を転がす作業はもうたくさんだ 俺は自分に苔生したい

かけらになるまでの時間はたちまち過ぎゆく
みっつ落としては拾い集め
蛇は自分の尾ほどうまいものは無いって知っているんじゃないのかね

俺たちは いつどうやって始まったかも解らない
日光と植物によって固められた塩と石炭のなかを歩いているんだってさ
歩みが増えれば靴屋チェーンも増える
今日も太陽がカナリア諸島の深い穴から上れば
暖かくなると解るんだ

眼前凍結劇場にて
わき道に逸れ、どん底生活を経て
お前はようやく、過ぎ去りし過去に囚われた己を知る
俺が教えてやろう
人生に神秘などないという事をね


King Rat

Well!

俺たちは打ち落とされた鳥のように
住処へ追われる
そこでは全ての望みを費やす
盗人さえも賃料を払わねばならない

俺たちは下水に追われたドブねずみのよう
持てるだけ持ち、だがまだ足りない・・・

わかってるんだろ
わかってるんだろ
わかっているんだ、全てが間違っていると
わかってる
わかってるんだろ 全部間違っていると

急流に窒息しそうになる
実のあることを試そうと思っても
ついつい車上荒らし
失敗しないのはわかってる

いつも真面目な職につこうと思ってはいるんだ
レジ打ちなんてドンピシャだ、ハッハ!
賃料なんてどうってことないよ、だって
国営監獄はタダなんだぜ

わかってるんだろ
わかってるんだろ
わかっているんだ、全てが間違っていると
わかってる
わかってるんだろ 全部間違っていたんだ

深く 深く 水深く
無意味な否定
まるで子を抱くぬいぐるみのように
深く深く沈み行く

深き水底 深き水底
感覚無き否定
子を抱いたぬいぐるみのように

ラッキー! ラッキー! ラッキー! ラッキー
また幸運が巡ってきた!
俺の出番がきたぜ!たった100ドルの保釈金!
最後の100ドル!俺は構いやしない!

全く構いやしないぜ!

深い水 深い水
無意味な抵抗
窒息したぬいぐるみのように

深き水底 深き水底
意味無き拒絶
ドブねずみのように

ドブねずみ王は俺をまたリストに載せる
もうあのフェンスを超えては行けない
だけど俺はその器官を開ける方法を見つけた

話そうか 話そうか もう一度話そうか
やつらをどうやって欺いたか

なんてラッキー! ラッキー! ラッキー! ラッキー
また幸運が巡ってきた!

深く深く 
無意味な否定
魚のように餌付けられ
満面の笑みで

水底深く 水底深く
ああ、無意味な抵抗!
魚のように餌付けられ
ぺらっぺらの薄笑い

Well!
Well!

お前自身に云うべき事は?
俺は云う、”よっしゃ!”
俺は云うね、”充分だ!充分だ!充分だ!充分だ!充分だ!”

ラッキー ラッキー ラッキー ラッキー 
また幸運が巡ってきた!
また俺の出番だ!

お前自身に云うべき事は?
お前自身にかけるべき言葉は?


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