JOHNNY MARR JOINS THE CRIBS

SPINNER.COM / AUG.27 2008  (Translated by MAKIO)

イギリスは北部のインディーバンド、ザ・クリブスはずっと家族バンドであった。

フロントに双子のギャリー・ジャーマンとライアン・ジャーマン、そして最年少の弟ロス・ジャーマンがドラムスとして支えるこのバンド名の由来はザ・ジャーマンズ、すなわち彼らの生まれから来ているものである。(**Cribにはベビーベッドの意がある)しかし、彼らが家族ではないメンバーを加えることを公式に発表した事はバンドにとってこれまでにないような良い事と云えるかも知れない。

伝説的なスミスからモデストマウスへと転身したギター・プレイヤー、ジョニー・マー。

”彼はバンドに居る”。ジャーマンズがマーとともに立ったリーズ・フェスティバルのバックステージでギャリーは我々にそう認めた。”四枚目のレコードはジョニーと一緒に作るんだ”。ジャーマンズがマーに会ったのは、マンチェスター男であるマーがこのウェイクフィールドバンドへ傾倒している真っ最中の、2年ほど前のことである。”ジョニーが僕らのバンドのファンだなんて最高だよ”。ギャリーはそう語る。”初めて会ったとき、ジョニーは僕らの曲の話やらをペラペラ喋ってきて、本当にクリブスの事を良く知っていたんだ。僕らの方が明らかに彼の大ファンだって云うのにさ”。

アイディアを交換しているうちに、マーは結局バンドとともに作曲をしていた。ギャリーは云う。”なるようになったというか。面白そうだし一緒にプレイしてちょっと成り行きを見てみようか?という感じ。それがうまく行ったんだ”。更に、近頃ギャリーが拠点にしているポートランドと故郷UKを行ったり来たりしている点もジョニーと同様のスタイルだった。”僕ら兄弟と彼が別々の人生を生きている中で、これって奇妙な偶然だよ。面白いよね”。”それが功を奏したんだ”。ギャリーはそう説明する。

クリブスはとりあえずワーナーから2007年リリースした”Men's Needs, Women's Needs,Whatever”のUSツアーを今秋予定しているが、マーと曲を創る喜びを知り、バンドは早く先へ進みたいと考えるようになった。”10曲か11曲くらいはあるんだ”。ギャリーは新譜作成の進捗過程を述べた。”だけど常に試行錯誤していてただのひとつも完成していないんだ。さあ、この曲を仕上げちゃおうよ、とか云いながらまた新しい曲を書く・・・って感じで、永遠に完成しない。新曲を作ること自体が楽しいんだよね”。

クリブスはこのタイトル未定の4枚目のアルバム制作に秋以降のスケジュールを充てる。2009年前半にもリリース出来るよう、ミネアポリスへ経つ予定だ。更にギャリーが明かしたところによると、マーはアルバムではギターを弾き、共作者としてクレジットされるのみではない。”バッキング・ボーカル”。ギャリーはマーの追加貢献を付け加える。”ジョニーが云うんだ、ラモーンズみたいになりたいって。彼らは全員で歌うだろ?ジョニーはマイクが欲しいんだって。何曲かのバッキング・ボーカルをやる事っていうのは、まさにその一部になるって事なんだってさ。めちゃくちゃエキサイティングだよ・・・僕らはお客さんを迎えるんじゃない。新しいメンバーをゲットしたのさ”。

クリブスの新譜が完成すれば、マーは当然一緒にツアーに出るだろう。しかし、モデストマウスとしてのマーが多分に懸念される。”彼はずっとモデストマウスだよ”。ギャリーは注意を喚起する。”状況は常に気にしているよ。だって僕はモデストマウスのみんなとも友だちなんだから。僕はモデストマウスが大好きだし、ジョニーがモデストマウスをおろそかにするような事にはなって欲しくないんだ。彼らは今レコーディング中で、僕らもジョニーとの仕事は物凄く速いんだ。ジョニーも全て大丈夫だと云っている。彼が問題ないと云っているし、僕らもそれならハッピーさ。だから心配要らないよ。

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